2012年3月11日

箕面市議会で震災がれきの受け入れについての代表質問



民主党箕面市議会議員 二石博昭議員が平成24年第1回箕面市議会定例会(2012年3月5日)の代表質問にて下記のように質問されました。傍聴にいきましたので、ご報告させていただきます。
____________________

【代表質問 民主党 二石博昭議員がれきについての発言要約】

箕面市は市民の健康と安全への影響に対する懸念を払拭することができないとの理由で受け入れない方針とし、受け入れを前提とした議論にも参加しないと表明されていますが、このことは極めて残念でなりません。 日本国内の被災地が、同じ日本人が困っているとときに、なにも支援しない、そして、検討すらしないということは情けないかぎりであります。

この被災地で生活している人は全国高校総合文化際での創作劇では福島で曾孫の顔をみて、福島で最後を過ごすことが夢と言うものでした。彼らは仮設住宅で暮らしながら、毎日がれきの山を見て生活しているのです。

箕面市としてやるべきことは、大阪を初めとする関西広域連合が環境庁や専門家の意見を聞いて、安全性の確認できた震災がれきを受け入れることだと思っています。 そのためにはまず受け入れを前提とした論議に参加すべきであり、そのことができてこそ復興支援に力を注いでいる箕面市であると思いますが


確かに、二石議員の発言のように私たちもこの一年間の記録特集番組などを見て被災地の人たちをなんとかしてあげたいと心から思っています。しかし、慎重に判断しなければいけない問題です。




放射性物質を全国各地に拡散させてしまうことは、世界基準では放射線物質を扱う上では行なってはいけないこととされています。たとえ低濃度でも被爆が全国に広がるからです。拡散してしまった放射能はなくなることはなく長期間にわたって全国を汚染した状態にするからです。回収することは更に困難になってしまうからです。

また、被災地で安全に処理して、雇用を促進させて欲しい。という声が届いています。
がれきを積み上げて山にして植林して天然の防波堤を作りたいという意見もでています。

私は、後に質問をされた二石議員のプロフィールを見て、私はショックを受けました。


二石議員のプロフィールでは、関西電力株式会社勤務となっています。関西電力から給料をもらっている立場の方です。


これは、彼の心からの意見なのでしょうか? 電力会社の意見を代弁したものなのでしょうか?




____________________



市長答弁

(冒頭に箕面市の今までに行なった震災被害地救済事業を説明されてから)

東日本大震災で発生したがれきの受け入れについてのお尋ねですが、震災がれきの処理につきましては、復興に向けての大きな課題であると承知しております東日本大震災の復興支援については本市の立場でできうる限りの活動をしていきたい思いは多くの市民のみなさんと同様私も強く持っています

しかし、同時に箕面の市民から市政を付託されている者として市民の健康と安全を守ることが何にも代え難い私の最大の責務であると思っており、その懸念が払拭されない限り、このことと矛盾する選択肢を選ぶことは出来ません。

放射性物質は自然の状態でも微量は存在するものですが、それに加えて恒常的に人工的な放射能が存在する状態を箕面の街はこれまで経験したことがありません。査定された基準値が幾つかありますが、不安な気持ちをいたかれる市民に対して十分に説明できる材料を現地点で箕面市は持ち合わせておりません。

実際、震災が起こる以前に設定をされていた原発解体がれきの再利用可能なクリアランスレベルは1Kで100ベクレルにであるのに対し、今回の焼却灰の基準値は国の示す基準値は8000ベクレルと2桁近く乖離しており、大阪府が示した更に低く抑えたという数値でも、2000ベクレルとひと桁近くの乖離があります

安全性が確認できたら震災がれきを受け入れるというのは当然のことです。でも、本当に安全ならば、なぜ従来の基準値と掛け離れた基準値が示されるのか。で、このような状況において、市民の健康と安全と言い切ることも、説明することも到底できず、議論の出発点にすら立てない状況であります

復興の最大の課題といわれながらも、国は現行の法律の枠組みに終始し、市町村に対して強制力とならない認識が政府国会に希薄なのではないかという疑念すら感じます

今は、受け入れの判断をしても、受け入れない判断をしても批判の矛先が市町村に向かいますが、それ自体が筋違いです。それは、国家的な課題の解決を市町村でバラバラに担ってるそのものが筋違いなのです。

政府国会は法律の改正をし、震災がれきの取り扱いについて法的に位置づけ、特別な措置を取ることも可能です。

そのためには、処理方法の妥当性、広域処理の是非、代替?カウンセルの有無、など幅広く議論されることが前提ですが、こうしたステップを踏まずにた各市町村長の判断委ねるけの現行の枠組みである以上、私は箕面市民の健康と安全を最優先する立場から、受け入れない方針と判断をする職責であることをご理解賜りたいと存じます

__________________________

※聞き取りでの記述の為、細かい部分に誤りがある場合がございます。ご了承ください。

0 件のコメント:

コメントを投稿