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2012年2月の箕面市内の放射線測定

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1月24日、測定結果はこちら、 皆さん、ご存知でしょうか? あまり報道されていないのですが、放射能に関係する大きな決定が国や大阪府でなされています。 今までは、隔離された特別な処理しかできなかった放射性物質を含むゴミを通常のがれきとして扱えるように大幅に基準を緩くする新しい法律をつくりました。 そして、政府は全国の自治体に広域処理を要請し、 大阪府は受け入れ前提とも言える「災害廃棄物の処理指針に係る検討会議」を立ち上げ、そして、12月の末には府独自の災害廃棄物の処理指針を発表しました。 復興の為には、ガレキを受け入れることが必要なのでしょうか?福島県の汚染がれきは現地で処理されます。同じく汚染された岩手県、宮城県の物はどうして他県で処理をするのでしょう?  私たちは放射能を拡散することはせずに、被災地で放射能に対応した施設で安全に処理できるように全力で支援していくことはできないのでしょうか? 放射性物質が付着したがれきは 自治体の一般ゴミ焼却炉や廃棄物処理業者の炉 で燃やされます。 いつもは燃えるゴミを家庭から集めて焼いている焼却炉です。一般のゴミ焼却炉は 本来、放射性物質を焼却するためには作られてはいないのです。 そして、一般ゴミ焼却炉でもやされた放射性廃棄物は、 放射性物質が濃縮した恐ろしい焼却灰 をつくりだすのです。 現在までに、海外でも (チェルノブイリでさえも) 放射性の汚染物質を焼却処理を行なったことはありません。日本は、放射能の問題の常識では考えられないことを行おうとしています。 国内外の多くの専門家が広域処理に関して、汚染を拡大し二次汚染の懸念があると強く批判しています。 また、東北地方や関東地方にお住まいの方にとって、関西は飛来した汚染物が微量なために安全な食品の供給地でもあります。通販で西の食品を手に入れて内部被爆から子どもたちをまもっているお母さん、お父さんが大勢いらっしゃるのです。焼却炉の近くや焼却灰の処分地近くで生産される食品は、新たな内部被爆や風評被害の問題も発生してくることでしょう! 箕面市の倉田市長はTVの取材でこのように受け入れを拒否してくださいました。素晴らしい!♪ しかし、安心はできません。箕面市は 止々呂美の止々呂美残灰処理