これは、がれき問題のプロパガンダだ!マインドコントロールだ!



環境省は6日、東日本大震災で発生した岩手、宮城両県のがれきの広域処理をめぐり、テレビコマーシャルや街頭ビジョンを使ったPRを実施すると発表した。震災から1年が経過するのを機に、被災地のがれき処理が進んでいない現状を広く国民に知らせ、広域処理の必要性を訴えるのが狙い。

 ナレーションには、宮城県女川町出身の俳優中村雅俊を起用。うずたかく積み上げられたがれきの様子を紹介し、被災地だけでは処理が追いつかないことを訴える内容となっている

 渋谷、新宿、有楽町の街頭ビジョンで9~15日にかけて映像を放映。11日に放送予定の民放テレビの特別番組でもコマーシャルを流す

 札幌、東京、名古屋、大阪、福岡の地下鉄や私鉄では、3月上旬から下旬にかけて中づり広告を掲示。渋谷駅など東京都内の私鉄3駅でポスターも掲示する。環境省によると、東京電力福島第1原発事故を受けた除染事業への協力を呼びかけるPRと合わせて、計2億円を充てた。(共同)


________________


テレビ会社から見ると、環境省は大切な大口スポンサー様となります。
公平なジャーナリズムが出来るのでしょうか?


________________


どんな、内容なのか?CMでは現在のがれきが中村雅俊さんと映されていた。


テレビCMで最後に 「広域処理」で検索と言っていたのでやってみた。


http://kouikishori.env.go.jp/


うず高く盛られたがれきの山々を次々と見せて、
一日も早い東北復興のために、全国の力を貸してください。」
「毎日【ガレキ】を見ることで、人々はあの悲しみを思い出す。」
とハートを揺さぶるコメントが!

安全面の内容は、見当たりません。対策と処理方法の所に小さく災害廃棄物って安全なの?と書いてありますので、クリック

http://kouikishori.env.go.jp/howto/

被災地の地図が表示されていて、岩手県及び宮城県沿岸部の空間線量は高くありません。」とキッパリ

岩手の空間線量は0.06マイクロシーベルト/毎時
大阪の空間線量も0.06マイクロシーベルト/毎時

おんなじだ!だから安全ですよ!心配いらないです。食べて応援!焼いて応援と言いたそうです。

安全性を浸透させたいので、肝心な被災地の子どものことや被曝のことも全く触れていません。このCMに2億円も使うなら被災地の子どもたちのために使って上げて欲しい!





国民をバカにしないで欲しい。焼却処理を行うのは、
空気ではなく、(震災がれき+がれきに堆積した放射性物質)が問題で危険視しているのです。図をみせて説明するなら堆積物の方でしょう!


岩手に降り注いだ放射性物質は2011年の5月までのデーターで
大阪の約160倍です



___________________

住民の願いは広域処理だけではない




復興に向けて 首長に聞く 

2012年02月29日
写真
伊達勝身・岩泉町長
大震災から1年。暮らしを、まちを、どう立て直すのか。各首長に聞く。 
【伊達勝身・岩泉町長】
「現地からは納得できないこと多い」
被災した小本地区の移転先は、駅周辺を候補に用地交渉をしている。近くに三陸沿岸道のインターがあり、交通の要衝だ。
昨年11月、用地買収に向けて価格設定をしようとしたが、国から待ったがかかった。沿岸道の用地買収に影響するという。県もバラバラに進めると混乱するという。そんな調整で2カ月遅れた。被災者には申し訳ない。
 現場からは納得できないことが多々ある。がれき処理もそうだ。あと2年で片付けるという政府の公約が危ぶまれているというが、無理して早く片付けなくてはいけないんだろうか。山にしておいて10年、20年かけて片付けた方が地元に金が落ち、雇用も発生する。
 もともと使ってない土地がいっぱいあり、処理されなくても困らないのに、税金を青天井に使って全国に運び出す必要がどこにあるのか。
4月1日付で役場に復興課を新設する。被災者支援から復興まちづくりの窓口にする。小本支所を含め正職員だけで8人の態勢だ。
6月には三陸鉄道小本駅の観光センターを取り壊し、避難ビルや集会所、支所を置く複合ビルにする工事を発注する。
2010年7月の事故以来不通になったJR岩泉線は、観光路線化して復旧させることを真剣に考えたい。人口が減る地元だけで利用運動をしても無理がある。高速道路ができる中、鉄路の将来は厳しい。どう残すか、知恵を絞らなければいけないときがきた。 











コメント

  1. 輪島市在住の者です。
    輪島市長は全国に先駆けて「震災瓦礫受け入れ連携組織」の発起人に手を上げましたが、これは民意の合意の元にたった姿勢ではありません。
    現に、瓦礫の放射能検査の結果も出ておらず(空間放射線量の値は何の意味も持ちませんが。)、市民の合意も計られない状況でのスタンドプレーです。
    市民を馬鹿にした話です。
    そして震災一年を迎えるに当たって報道されるそのほとんどが、震災瓦礫広域処理のプロパガンダとも思える報道ばかりです。
    自分は今回の「広域処理」をFB上で提起してみましたが、賛否を問わず、もっと深いところで冷静に考えています。
    輪島の様な遠隔地では瓦礫の運搬等にかかるコストを見ても同じ風に考えるべきではありません。
    また国の安全とする基準は曖昧な物で、不測の事態が起きたときの責任の所在も曖昧です。
    その一番肝心な部分をだれも報道しないのは何故でしょうか。

    返信削除

コメントを投稿

このブログの人気の投稿

新名神の工事現場で紛失の線源棒には、中性子線を放射する核種も含まれています。(箕面、茨木、豊能境界付近)

箕面市学校給食、保育園給食に対する要望書(放射能問題)【箕面市ではお弁当の持参が認められました!】

ドイツ放射線防護協会 がれき受け入れに警鐘