箕面市長との面談
2012年2月24日、震災がれき受け入れを拒否された箕面市倉田哲郎市長に面談に行きました。
【市民】「本日は貴重なお時間を頂戴してありがとうございます。箕面市長が震災がれきの処理事業に対しての勇気ある決断を正式に発表していただいた事について、箕面市民として市長に対して感謝の気持ちを伝えるためにやってきました。」
【市民】「住民が安全して暮らせるようにご配慮頂きましてありがとうございます。」
【市民】「視聴がツイッターでお気持ちを発表してくださったときには、ネット上ではすごい反響でした。感激しました。」
国政や大阪府に対して
【市民】「大阪府や国に対しても市長のお考えを伝えていただけることはできませんか?」
【倉田箕面市長】
*環境庁からの震災廃棄物受入れの依頼で自治体に決断を委ねた事に疑問を感じている。
*環境庁からの受入れ依頼(質問形式)の内容が全て受入れ前提だったことに疑問を感じた。
*しかし、一自治体から府や国に申し入れる事はとても難しい。
食の安全について
【市民】「食品の安全について給食の調査を既に行なっておられますが、現在までに1件だけの測定です。被災地以外の食品からも基準値を超える食材が見つかっているので、もっと多くの品を測定できませんか?」
【倉田箕面市長】
*箕面市が消費者庁の食品の放射性物質測定機器の補助制度に既に申し込んでいる。
*上記の測定機器を大阪青山学園との共同事業で食品の測定に用いる予定がある。
*上記の測定に市民の希望があれば市民が利用できるように検討します。
*4月の食品の基準値の見直しに伴い、連動させて箕面市の給食の測定の限界値の精度について見直すことを検討する。
市職員に対して
【市民】「市長の意識がこの問題に対して高いことは今回の決断やお話で十分理解できます。しかし、市の職員全てがそうでないと思います。」
【倉田箕面市長】
*職員の中には被災地の風評被害を抑えようと思う考えから危険視することをタブーとしているのではないでしょうか?
*市職員の意識を高めるように努力する
今後の危機管理について
【市民】「今回の震災で我が国の周囲のプレートが活性化しています。震災の際の津波に関しても被災地で危機管理を行なっていた自治体とそうでない自治体でかなりの被害者数に違いがありました。また、情報が乏しいために線量が高い地域に避難をしてしまった人たちの話も聞いています。関西電力の原子力発電所など今後に発生する可能性がある災害について、どのように指示をされる予定があるでしょうか?」
【倉田箕面市長】
*大惨事が起こった時、どう対応するのが良いのか、本当に悩む事柄です。
*空気中の放射線量の情報を取得出来る体制になっているか確認します。
*また、情報を取得出来れば、学校などへの屋内避難指示命令は可能です。
【市民】ありがとうございました。これからも市民の安全を第一に考えて頑張ってください。
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