箕面市学校給食、保育園給食に対する要望書(放射能問題)【箕面市ではお弁当の持参が認められました!】
箕面の児童福祉施設に子どもを通わせるママからの連絡で、
「今までは放射性物質が心配でお弁当に対応してくださったのですが、気温が高くなるので対応できなくなると施設側から連絡があった。」
との報告がありました。
昨年の原子力発電所の事故からの放射能の拡散は空気では関西地域はほとんど変化はありませんが、全国的に流通している食品では、事後前では考えられないような量の放射性物質を含む食品が全国で消費されてます。食品から取り込み内部被曝することは外部被曝にくらべて大変影響があり問題です。
箕面の給食は、基準を超えた前例がある食材はベクレル測定をすることになっていますが、今までに僅か1検体のみの検査です。不十分な検査体制です。
しかも、問題になっている国産牛肉や汚染地域以外からも基準値を超える放射性物質が検出されているキノコ類も用いています。チェルノブイリで多くの子どもを内部被曝させた牛乳もメーカーの自主検査だけに頼っている状態です。
「緊急に放射能から子どもを守る会みのお」から要望書を提出いたしました。
子どもを守るために箕面のお母さんを中心としたメンバーが箕面の担当者と要望書を提出する際に親としての気持ちを伝えてきました。
●たとえ国が決めた基準値以内の食品でも、保護者が放射性物質をできるかぎり取り込ませたくないと思ったら、給食を強要することはできません。それは宗教思想食の扱いと同じことになります。個人のライフスタイルを強制してやめさせることはできません。お弁当を認めて下さい!
●どんな、食品が放射性物質を取り込みやすいのか、なぜキノコ類は汚染地帯から離れた県でも問題があるのか、(汚染地域の菌床やホダ木が流通していて、しかも、菌類は特に放射性物質を取り込みやすい性質がある為)、1986年のチェルノブイリの事故の経験を生かしきれていないなど、担当者の意識をもっと高めて欲しい。
●低線量被爆の影響についてももっと勉強して欲しい。図1参照
●国の経済面サイドを重視した基準値ではなく、真に安全な原発事故以前の数値を目標にして欲しい。
箕面市がとても素早い対応をしてくださったことには、感謝しています。
しかし、現在の国が定める基準値は高すぎるものです。全ての子どもたちにとって、安全な食品を提供していただけるように今後も交渉を続けていきます。
図1 |
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