大阪大学トークセミナー 山本太郎とガチトーク
ガチトークということで、ネットでの所謂安全房+アンチ山本太郎とのトークバトルを想像して行ったのですが、様子はチョット違って和やかな雰囲気の講演会でした。 ブログラム追加での福島の高校の先生のレポートがありました。避難か復興かの心の葛藤、家庭内での論争を訴えました。私には到底困難であると思える除染風景は恐怖と不思議な滑稽さような物を感じました。そして、いかに今の福島は避難という気持ちを払拭させ、止まらせようとするためのポスターやチラシなどで溢れているのか。現地でしか知り得ない資料をみせていただき驚きました。 山本太郎と阪大生とのトークでは、幼少期の質問から、なぜ今彼がこのような活動を行っているのかの原点を探るような内容になりました。 それは、彼は姉二人と母の母子家庭で育ったそうですが、お母様は、「お金より思い出」をモットーに彼を育てたというお話です。彼が小学生の頃、お母様はフィリピン里親となり、フィリピンのはだか電球1個の民家に1ヶ月余り家族で滞在されたことがあったそうです。お母様の育て方が今の彼に大きく影響しているようです。 また、ウルルン滞在記での貴重な現地の人との交流では、ダム建設に反対するしたたかな現地の人の考え方に感銘を受けたそうです。 【山本太郎】 「芸能人にとってスポンサーは一般人が思うより大きな影響力を持っている。例えば僕がミネラルウォーターをもらうと直ぐにポリのカバーを外すのが癖になっている。それは、企業名が入ったペットボトルを持っている瞬間を画像で取られただけで、それが広告になるし、もし、次に出演番組や自分に他社のスポンサーが付いたら、過去の画像などの修正が必要になってくるからです。 電力会社や関連団体の1年間の広告宣伝費は総額で約800億円だと言われる。マスコミや新聞は、視聴者や読者のための記事を書いているかというとそうではない。その巨額なお金で報道が歪んでしまう。」 「だから、芸能人にはタブーがあるのです。痛い程分かっています。しかし、僕はそれを破ってしまった。我慢ができなかったから、そのために仕事や収入を失い。事務所にも迷惑をかけ、推進派からは放射"脳"とか言われている。」 「国だって、経済と命を天秤にかけて動いている。福島都市圏の人口は約41万人、人口約6000人の飯館村を避難区域に指定するのと経済的負担が全く違う。線引