箕面市の空間線量の独自測定開始を受けて土壌のベクレルを測る活動へ
箕面市は空間線量の継続的な独自測定を実施しました。 http://www.city.minoh.lg.jp/kankyou/houdou/20120530kuukanhoushasen.html 箕面市では、原発事故に備え、平常時の数値を把握し、市民の皆様の安全安心に役立てるため、空間放射線量の独自測定を開始しました。第1回目となる平成24年5月29日(火曜日)には、市役所や各小学校など市内18か所で測定しましたが、結果はいずれも平常値の範囲内でした。今後も引き続き定期的に放射線量の測定を行い、結果を市ホームページで公表していきます。 今回開始した定期測定は、美浜原発、大飯原発などで福島第一原発のような事故が起こった場合、箕面市にも放射性物質が飛散する可能性があるという滋賀県の予測(大阪府では平成24年3月16日発表)を受け実施したものです。 現在までに文部科学省モニタリングでの大阪の測定地点は地表から20m、新設されたものも地表から1mです。箕面市の独自の測定は地表から50cmの子どもが生活する範囲での測定ということで、とても評価できるできるものだと思います。 しかし、 ブログ記事ベクレル測定の必要性 ベクレルとシーベルトの違い にも記載しましたように、空間線量だけではわからないことがあります。がれき問題で試験焼却された焼却灰に空間線量カウンターをかざして安全のパフォーマンスを行い市民から大きな抗議を受けていたように汚染土壌はベクレルで測定しなければその汚染度を正確に測定することはできません。 島田市の試験焼却の放射性物質の拡散は土壌のベクレル測定で明らかになりました。 そこで、私たち「みのお放射線はかり隊」の空間線量の測定活動は、箕面市の独自測定を監視する意味を持ち、新たに土壌の状態を測定してく活動を新たに行なっていきます。 2012年6月27日 みのお土壌放射能濃度測定の土壌採取 【必要なもの】 スコップ、移植ゴテ、メジャー、スケール、プレート(空き缶の蓋にするもの・スコップでも可) 空き缶(円柱状のもので、上と下の両方を開けておく) 土壌が乾いている日を選び、草が生えていない場所で空き缶を置く場所を決めます。 表土が大切ですので、一度決めたら缶を動かさないように注意してください。