第3回放射線測定報告 2011年10月18日
今回はお天気に恵まれた測定になりました。はかり隊のメンバーも測定の要領も掴んできて、今までには3時間かかっていた測定地点回りも2時間ほどで処理できるうようになってきました。 1回目の測定では測定器1台に数人が担当する形式でしたが、本日は5台をカゴのようなものに並べて、一人が順番に数値を読み上げて、もう一人がそれを記入していきます。 参加者もお子さんと一緒に参加してくださったKさん、福島から子どもさんを連れて避難中のWさんご夫婦、東京から避難中の三児ママのKさん、本日初めて参加された放射線医療の経験があるHさんなど、このグループはとても個性豊かなバラエティに富んだ人たちが集まっていると思います。 測定の合間に福島から避難中の方のご苦労などをお伺いして、辛いことを思い出させてしまいました。そのとき他のメンバーが避難中の方の気持ちをすこしでも明るくさせようと一生懸命に冗談を話されている姿にメンバーの暖い気持ちが感じることができました。 今までの2回の測定は、ベータ(β線)とガンマ(γ線)の両方を測定するタイプの測定器だけでしたが、今回初めてフォトダイオードのシンチレーターが一台加わり、ガンマ(γ線)だけの測定もできました。 .:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:. 「みのお放射線はかり隊」では、一緒に箕面の放射線を測定してくださるメンバーを募集しています。測定器をお持ちでない方には、この辺を測ってみたいなどのリクエストにも対応させていただきます。 現在は福島原発から距離がありますので影響は小さく見えますが、 食物を通しての内部被曝は関東にお住まいの人々と同じように注意が必要です。 また、環境省が【放射性がれき】の受け入れを大阪府を通して各自治体に依頼しています。もし、受け入れることになったら、法改正されたので 一般廃棄物として箕面市グリーンセンターでも焼却することになるでしょう。 そして、その焼却灰を大阪湾に置かなければいけません。法改正後のと焼却灰の汚染上限は なんと100000ベクレル/KG です!そうなれば、瀬戸内海の魚も汚染される危機に遭遇することになります。 私たちはボランティアで、自費で機材を手に入れて活動しております。一緒に活動すること